ペットのために選ぶ自然素材の家づくり

3‐1.空気がきれいで健康に優しい

ペットは床に近い位置で過ごすため、人よりも空気の質に敏感です。

自然素材は化学物質の放散が少なく、空気がクリーンな環境を保ちやすくなります。

3‐2.ニオイがこもりにくい

「調湿・消臭」効果 無垢材や漆喰は湿気を吸ったり吐いたりする

「調湿機能」を持っています。 湿度が安定することで、

• ペット臭の軽減

• カビ・ダニの繁殖を抑える など、衛生的なメリットもあります。

3-3. 足腰にやさしい自然素材の床

無垢材は適度な柔らかさがあり、ペットの足腰への負担が少ないのが特徴。

とくに足の短い個体、老犬・老猫にはやさしい床になります。

3-4. キズが“味”になる素材の魅力

自然素材はキズがついても「味」になるのが魅力です。

ペットが走ったり、爪が当たったりしても、 合板のように大きく目立った傷になりにくく、

修復もしやすい素材です。

 4. 化学物質とペットの関係：自然素材を選ぶメリット

ペットは人より身体が小さく、化学物質を吸収しやすいと言われています。

新築住宅で問題になりやすい“シックハウス症候群”は、人間だけでなくペットにも影響します。自然素材を選ぶことで、

• 化学物質の曝露を減らせる

• 呼吸器への負担を軽減

• アレルギーリスクの低減

といった健康面のメリットがあります。

5. ペットのために選ぶべき自然素材（床・壁・塗料）

・床材

・ 無垢材（オーク・アカシア・杉） →やわらかい・滑りにくい・傷が目立ちにくい

・コルク →クッション性が高く、老犬にもおすすめ。

　これらのやわらかい、滑りにくい素材は

　老犬、老猫をはじめヘルニアになりやすいダックスやコーギー、

　マンチカン等の犬猫には安心です。

　また、ウサギなど足の裏の病気になりやすい動物にも

　このやわらかい床材がおすすめです

・壁材

　自然系塗り壁→科学物質を抑えつつ、質感が柔らかい

・塗料

　植物由来のワックス →しっとりした仕上がりでメンテが楽

 6. 避けたい建材・選び方の注意点 • 化学物質（VOC）が多い接着剤や塗料

• 樹脂コーティングでツルツルした床（滑りやすい）

　滑ったり転んだり、足腰に負担がかかり怪我の原因になることも。

• 硬すぎる床材（関節負担が大きい）

　ヘルニアになりやすい種の犬猫をはじめ老犬、老猫。

　足の裏の病気になりやすいウサギには大きな負担になりやすい。

• 消臭機能つき壁紙でも化学成分が強いもの

　ペットたちの嗅覚は少なくとも人間の数百倍です。

　私たちが気付かなくてもかなりの刺激臭に感じ、ストレスにつながります。

「空気がきれい」「すべりにくい」「自然素材の質感」の３つを基準に選ぶのがポイントです。

7. ペットが安心して暮らせる間取り・動線のポイント • 回遊性のある動線（走り回っても危なくない）

• 日向ぼっこスペース • ペットのトイレ位置を最初に決める

• 水回りとリビングを行き来しやすくする

• 玄関に土間や洗い場をつくると便利

• 外へ逃げにくい扉の工夫も重要

自然素材の空間に、ペットの性格や行動パターンを合わせて間取りを考えることで、もっと暮らしやすくなります。

 9. まとめ：自然素材はペットにとって“やさしい選択肢”

自然素材住宅は、 「ペットが安全に、のびのび暮らせる家」 をつくるための最適な選択肢です。

空気のきれいさ、足腰へのやさしさ、ニオイの軽減、湿度の安定――

これらはすべて、ペットの健康と快適さに直結します。

ペットにとってストレスフリーであることは、健康面はもちろん

無駄吠え防止や粗相、破壊行動の改善にもつながります。

ペットとともに長く安心して暮らしたい方はぜひ1度、コスモホームにご相談ください。

株式会社コスモホーム　マーケティング部　久木田