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【外構工事】予算やデザインどうする問題。
更新日2024.6.27. 住宅 コラム
【外構工事】予算やデザインどうする問題。
注文や分譲で住宅購入した後、意外と盲点なのが「外構」。建物自体の外観や内観は重視して一生懸命考えても、外構はあまりこだわりのない方が多いような気がします。
こだわって造った建物に、バチッと決まった外構を合わせればと更に見栄えが良くなること間違いなしですので、費用の話も含めて、実際問題どんな外構が施工可能なのかを見ていこうと思います!
目次
1.外構の注文方法
2.予算
3.デザインの種類
4.選び方
5.まとめ
1.外構の注文方法
まず外構の注文方法ですが、大抵の場合は住宅会社が外構業者とのつながりを持っているので、お見積りやデザインの相談等も、住宅購入時に自然な流れで外構の注文をすることが出来ます。
もう一つの方法は、ご自身で業者を選び、問い合わせるというやり方です。「こんなデザインにしたい!」というイメージが明確に決まっている方は、業者ごとに得意なイメージがあるので、施工事例を見てそれに合った会社を選ぶと理想を叶えられるかと思います。
2.予算
外構工事の予算は、一般的に建物費用の10%程度が目安と言われており、土地30坪の場合は一式100~300万円で施工する方が多いようです。
内容としては、駐車場・カーポート、フェンス、門周り、塀・囲い、玄関アプローチ、テラス・ウッドデッキ、庭、照明等があります。こうして羅列してみると沢山の項目がありますね。
全てを業者に頼まなくてはいけないということはなく、DIYが好きな方などは、玄関アプローチだけは自身で施工するという方もいらっしゃいます。
▼お施主様自身で作られた玄関アプローチの施工例
3.デザインの種類
エクステリア(外構)のデザインは大きく分けて、オープン外構・クローズ外構・セミオープン外構の3つがあります。
セミクローズ外構は、適度に開放感もプライバシーも守られており、バランスの取れたデザインとなっています。
テイストも、和モダン・ナチュラル・シンプル・アメリカン・フレンチ・ヨーロピアン等、さまざま種類豊富です。
▼ウッドデッキの柵から、どこか和の印象を受ける外観
▼アメリカカリフォルニアスタイル
▼モダンで洗練された印象を受けるシンプルな外観
▼白い外壁に赤色のポストが映える、スタイリッシュかつ可愛さも感じる外観
4.選び方
数ある施工業者の中から、信頼できる業者を選ぶコツはこちらです。
・イメージを持っておく
・予算を明確にしておく
・複数社への見積を依頼する
・イメージを持っておく
各業者ごとに得意なスタイルがあるので、ご自身の造りたい外構のイメージを、建物の外壁の色等も含めてしっかりと伝えられるようにすると良いでしょう。
・予算を明確にしておく
理想をどこまで叶えられるかは予算次第で左右されるので、土地・建物だけでなく、外構の予算まで明確に決めたうえで業者へ相談しましょう。
・複数社への見積を依頼する
複数社へ見積を依頼することで、相場観がつかめます。自身のイメージする外構にはどれくらいの費用がかかるのかを知り、アフターサービスなどの比較も含めて検討しましょう。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?土地・建物の購入の後に待っているのが外構ですが、案外外構に対して建物ほどの熱量を注ぐ方が少なく感じていたので、今回おまとめしてみました。
特に車社会の地域では、駐車場やカーポートはほぼ必須ですし、見た目の面でも門柱や植栽があるとビシッ!と決まって見えると思います。住んでから不便を感じてあれこれ追加するより、予め外周りのことも念頭に置いていただければ予算オーバーも防げると思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
皆さんの居心地の良い住まい、そして、そこで過ごす末永いハッピーライフを願っております!
筆者:(株)コスモホーム マーケティング部 中川