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【センス不要】お洒落な空間を作るコーディネート理論
更新日2025.10.18. 熊本 注文住宅 コラム
【センス不要】お洒落な空間を作るコーディネート理論
「お洒落で居心地のいい家に住みたい」
人が生きていくには欠かせない住居。
仕事に追われる日々の中でも、住まいを居心地の良い空間にして、ほっと落ち着ける場所に整えたい…。
そんな思いが誰しも心の中にあるのではないでしょうか?
今回は、今の住まいを整えたい方や、家づくりをした後のインテリアについて悩みを持つ方へ向けて、インテリアコーディネートの理論をご紹介します。
目次
1.インテリアコーディネートには理論がある
2.一貫したスタイルを決める
3.色彩計画
4.フォーカルポイントを整える
5.フォーカルポイントに置くといいもの
6.まとめ
1.インテリアコーディネートには理論がある
インテリアコーディネートの良し悪しは、センスで決まると思っている方はいませんか?
それは違います。
もちろん、初めからセンスがある人もいるかもしれませんが、多くの人は勉強をしていった先で、所謂“センス”を身に付けています。
つまり、勉強すれば、というか理論にのっとれば、誰しも自分自身の手でセンスのいい空間を作ることができるのです。
2.一貫したスタイルを決める
考え方のプロセスとしては、まず初めに、一貫したスタイルを決めてしまうのがおすすめです。
インテリアのスタイルは、10種類以上あるとされています。
Instagramでよく見かけるのは、ナチュラルモダン系や韓国風スタイルでしょうか。
明るい色だと軽快で爽やかな印象になり、暗い色だと重厚感があって落ち着いた雰囲気になります。

どんなイメージの空間にしたいかを最初に決めておくことで、壁・床・天井、家具の色選び、素材選びの指標になります。
3.色彩計画
さて、次にやることは色彩計画です。
色彩計画とは、そのままの意味で、インテリアの色を決めることです。
事前知識として、インテリアの色には3種類あることを覚えておきましょう。
①ベースカラー ②アソートカラー ③アクセントカラー
以上の3つです。
①ベースカラーは、床・壁・天井等、内装の広範囲を占める場所に当てはまる色のことです。(割合約70%)
②アソートカラーは、内装の中面積を占める、カーテンや買い替え頻度の低い家具の色のことです。(割合約25%)
③アクセントカラーは、空間の中でも目を惹くような、小さな家具やオブジェの強調色です。(割合約5%)

この写真で解説すると、
床と壁のホワイトや淡いグレーベージュのような色がベースカラー、
ソファーの水色がアソートカラー、花瓶に生けられている菖蒲の花の紫色がアクセントカラーと言えるのではないかと思います。
どんなイメージの部屋にしたいかによって、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーを決めます。
一般的に、ベースカラーは白や淡い色が選ばれることが多く、空間を広く見せる効果があり、開放感を感じられます。
ベースカラーの中でも、床は暗めの色が選ばれることも多く、安定感や落ち着きを感じやすいという効果があります。
4.フォーカルポイントを整える
続いては、「フォーカルポイントを整える」です。
フォーカルポイントとは、お部屋の中で自然と目が行く場所のことです。
どういうことか…?それは、フォーカルポイントの代表例とされている場所を見ればわかります。
代表例①:入口から見える場所
→リビングのドアを開けて入った時に、真っ先に目線が向かう先。間取りによって変わりますが、ソファーやキッチンなど。
代表例②:ダイニングの横
→ダイニングテーブルを置く位置の横には、まっさらな白い壁があることが多いので、そこもフォーカルポイントになり得ます。
代表例③:リビングの壁
→リビングの横の壁も、ダイニング横の時と同じ理由です。白い壁のある場所にアートやインテリア配置で空間を埋めてお洒落にすることができます。
フォーカルポイントを整えると、何がいいのか?
自然と目が行く場所が整っていると、お部屋に足を踏み入れた時の印象を良くすることができます。
それこそ「センスがいいな」とか「なんだか落ち着くな」という印象を、来客にも容易に与えることが可能です。
また、フォーカルポイントの印象を強くすることで、それ以外の印象を薄くすることも出来ます。
他の場所が多少散らかっていても、注目されにくくなります。
5.フォーカルポイントに置くといいもの
私が調べてみた中で、フォーカルポイントと呼ばれる場所には、大抵これが置いてあるな。と感じたものをまとめました。
↓
・チェスト
・アート、ウォールインテリア
・ソファー
・観葉植物
・フロアライト
参考▼





6.まとめ
いかがでしたか?
せっかく家を建てて家具も一新したけど、なぜかお洒落な空間づくりが難しい…というそんな声をいただいたので、
インテリアコーディネートをする際のコツについて紹介しました。
家を買っても買わなくても、最終的に人が求めているのは、居心地のいい空間や豊かな生活だと思います。
色彩やフォーカルポイントを意識して、お部屋の中にお気に入りの一画を作ることで、
全てが整わなくても好印象を得られる空間になるということですね。
ぜひ参考にしてみてください!💐
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この記事を書いた人
株式会社コスモホーム マーケティング部 奥村