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【水害の多い熊本】家づくりの際にできる対策
更新日2025.9.23. 熊本 注文住宅 コラム
【水害の多い熊本】家づくりの際にできる対策
「熊本は、水害が多い」
先日も線状降水帯の発生により、予想をはるかに超える被害を受けました。
過去の歴史を見ても、熊本は災害の中でも、台風や雨が原因の風水害を多く受けてきています。
昨今は地震も頻発しているので、日本に住む人全員に防災意識が必要です。
今回は、水害対策として、家づくりの段階でできる対策を4つお伝えいたします。
目次
1.ハザードマップ要確認
2.建築工法を工夫
3.間取りを工夫
4.補償を追加
1.ハザードマップ要確認
まず、家を建てる前段階、安全な土地を選ぶことが一番です。
ハザードマップを確認し、災害のリスクがなるべく低い土地を選びましょう。
ハザードマップでは、洪水・高潮・津波・土砂災害などの危険性があるエリアがどこかわかるようになっています。
エリアを把握した後は、もし災害が訪れた場合の避難経路や避難場所もこの段階で決めておくと良いでしょう。
2.建築工法を工夫
災害の危険性があるエリアに住むことになった場合は、建築の段階でできる対策もあります。
一つは、高基礎にすること。
通常よりも基礎の立ち上がり部分を高くすることで、浸水を防ぐことができます。
二つ目は、床下のない構造にすること。
床下の空間をハナから無くしてしまうことで、水の侵入を防ぐことができます。
床下浸水してしまうと、復旧作業もかなり手間がかかるため、その点も解消できます。
3.間取りを工夫
間取りも工夫次第で被害を抑えることができます。
まず、2階に水回りを持ってくること。
浴室・キッチン・トイレ等の生活に欠かせない設備を2階に持ってくることで、もしも床上浸水で1階が使用できなくなっても、普段の生活環境はある程度守られます。
1階部分は水に強い仕上げ材を使用したり、収納をメインとする間取りにしたり、家電や配電盤を高所に設置したりすることで、被害を抑え復旧の手間を省くことに繋がります。
4.補償を追加
最後に、補償を追加するのも忘れないようにしましょう。
住宅火災保険に水災補償を追加するのがおすすめです。
多くの場合は「地盤面+45cm超え」が補償の対象になっており、床下浸水の汚泥等は対象外の場合もあるので、
補償内容はよく確認しましょう。
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この記事を書いた人
株式会社コスモホーム マーケティング部 奥村