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JR豊肥線にできる新駅名を予想!

更新日2023.12.23. 社会 コラム

【TSMC】JR豊肥線にできる新駅名を予想!



画像:菊陽町

先日JR九州より、豊肥線に新駅を設置するという情報が発表されました。菊陽町によると、実は1999年にも新駅設置の要望をしていたとのこと。その時には実現に至りませんでしたが、構想の検討を続けていました。そして、昨今周辺地域が発展している点とTSMC(台湾積体電路製造)の熊本進出という情勢の変化を捉え、2月24日に改めて要望書を提示し、24年越しに菊陽町の要望がJR九州に通る結果となりました。

引用:JR九州 新駅設置に関する覚書の締結について

引用:菊陽町公式サイト 豊肥本線(三里木・原水駅間)への新駅設置をJR九州に要望


ということで今回は、熊本県民にとって注目トピックとなっているJR豊肥線の新駅名を予想していこうと思います!
駅名予想にあたり、過去5年間で新設された全国の駅のうち、独断と偏見で5つに絞って調べてみました。

2023/3/18 開業 千葉県 京葉線『幕張豊砂駅』

2022/3/12 開業 北海道 札沼線『ロイズタウン駅』

2021/3/13 開業 新潟県 日本海ひすいライン『えちご押上ひすい海岸駅』

2020/3/14 開業 東京都 京浜東北線・山手線『高輪ゲートウェイ駅』

2019/3/15 開業 京都府 山陰本線・嵯峨野線『梅小路京都西駅』

以上、こちらの5つ!それでは早速駅名の由来について見ていきましょう。

過去設置された駅名の由来


①『幕張豊砂駅』

千葉市在住または在勤・在学者を対象に駅名を募集。最終的には応募された中からふさわしい案をJR東日本千葉支社が選考をした上で、協議会が決定し『幕張豊砂駅』となりました。駅の南西側に位置する地名「豊砂」を取り入れ、利用者にわかりやすくかつ愛着を持ってもらえるような名前に。なお、「幕張豊砂」は応募数の順位としては13位(104人)だったそうです。

②『ロイズタウン駅』

整備主体のひとつであるロイズの社名にちなんでJR北海道によって決定されました。

③『えちご押上ひすい海岸駅』

糸魚川市が市内に在住もしくは通勤通学している人を対象に公募を実行。その中で最多だった「押上」(当駅の住所)と市の観光地である「ひすい海岸」などを盛り込み、観光的な要素と地域性を含んだ、地元の人にとって親しみのある名前に決定されました。

④『高輪ゲートウェイ駅』

JR東日本が駅名の公募を実行。その中で最も得票数の多かった「高輪」と、高輪大木戸に因み歴史ある江戸の玄関口という意味の「ゲートウェイ」を合わせた名前にJR東日本が決定しました。正式駅名に採用された「高輪ゲートウェイ」は130位、応募数は36件だったそうです。

⑤『梅小路京都西駅』

京都市が新駅名を公募し、その中で多く集まった「梅小路」というワードを採用。そこからさらにJR西日本京都支社と京都市によって検討がなされ「梅小路京都西駅」に決定されました。駅に隣接する梅小路公園は周辺地域を象徴する存在として地域住民に親しまれており、場所も京都駅の西側約1.7キロメートルに位置しているという点から、京都観光の新たなサブゲートとなることを見据えて「京都」「西」を付した名称となりました。

新駅名予想


調べた結果、駅周辺施設の名前を取り入れていたり、地元の人たちにとって親しみのある名前であったり、地域の歴史から未来へつながるような願いを込めた名前が採用されていることがわかりましたね!

しかし、JR豊肥本線の駅は基本的に地名を付けられている傾向にあります。なので、ゲートウェイのような横文字は考えにくいかと思われます。ということで、それらを踏まえて3つ候補を上げてみましたのでご覧ください。

①『津久礼駅』◂最有力候補!

→新駅設置の住所が恐らく津久礼であるため。一番シンプルでわかりやすい名前です。ただ、明確な住所は公表されておらず、津久礼と原水の境目あたりになるのではっきり津久礼と言い切れるかが微妙なところ。

②『菊陽杉並木公園さんさん前駅』

→人が集まり親しまれるという意味合いで、公園名が採用される可能性もあります。ただ、文字数が多いので△。

③『菊陽町図書館前駅』

→JR豊肥本線の中には学校名を使われているところもあるので、図書館もありなのではないかと考えました。ただしこちらも文字数が多いので△。

引用:JR九州 駅情報

まとめ


いかがでしたでしょうか。今回は各地の駅名の傾向を調べ、JR豊肥本線に新設される駅名を予想してみました。まず調べてみて思ったのが、案外新しい駅は多いんだということ。私の記憶に残っていたのは高輪ゲートウェイくらいでしたが、すでに3年も前の出来事だったとは…。全国で毎年新しい駅が誕生していることが驚きでした。

また由来について見てみましたが、公募で意見を集める手法が多く取られていましたね。その地域に長く住んでいる人達からすると、愛着が持てるかどうかは重要なことですからこのやり方には納得でした。

熊本県民は、TSMC(台湾積体電路製造)の進出で町が変わっていくのを今まさに体感しているとだと思います。これからますます発展を遂げる熊本県・菊陽町に今後も注目です!

筆者:(株)コスモホーム マーケティング部 中川